天高く馬肥ゆる秋

9月も後半に入り、いよいよ本格的な秋モード

となってまいりました。
今月も忘れないうちに恒例の
「今月のこの1冊」シリーズを。
今月ご紹介したい本

はこちら。
「元気な社員がいる会社のつくり方」~「日本でいちばん大切にしたい会社」から学ぶ理念経営~です

社会保険労務士である
小林秀司さんが、
「日本でいちばん大切にしたい会社」と出会ったことがきっかけで、
坂本光司教授が謳う
「人本主義の理念経営」を世に広めていくために書かれた至極の1冊です

私は以前にこのシリーズでも本書をご紹介させて頂いたこともありますし、直接坂本教授の講演

を聞いたこともありますが、実際に企業経営をしていく中で、多くの壁にぶち当たっているのが今の現状です・・・

平成23年10月24日
「むねじゅう日記(今月のこの1冊)」より
もちろん、途中で諦めるつもりはありませんし、
理念経営
・家族経営
の実現に向けて日々試行錯誤を重ねながら努力をしているつもりです

明日の景気も全く見えない不透明な世の中

ですが、最近ではそれらの原因を外に求めようとするのではなく、事業を継続するうえでの問題・課題の大半は内部要因が理由であると思えるようになってきました
「他人ごと」ではなく、全てが
「自分ごと」なんです。
こんな時ほど会社のあり方を見直し、
○何のために経営しているのか
○何を会社の存在理由とするのか
が再度問われているような気がします

このような厳しい状況の中でも、業績を伸ばしている

会社や、社員が生き生きと働いている

会社は存在していて、そのような会社の共通項が何であるのかを様々な企業のインタビュー

などによって解明し、会社と社員の信頼関係

をつくることが最も重要だと書かれています
また、実際に何を具体的にしていけば
「いい会社」になるのかまで、ステップを追って懇切丁寧に解説してくれています

まさに、「
日本で一番大切にしたい会社」で掲載されている企業さま

のように、
5人(社員・協力企業・顧客・地域社会・株主)に対する使命と責任を果たし、みんなを幸せにするための指南書ですね

本当に勉強になりました

経営者の皆さまには是非とも一読をお勧めします
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