むねじゅう日記 〔宗重商店社長ブログ〕

解体・リサイクルを中心とした問題解決型サービス業を目指す、㈱宗重商店 3代目社長の成長日記!

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荒涼したネット社会

先日、バカな19歳のユーチューバーが逮捕されました。
逮捕容疑が建造物侵入罪という訳の分からないものでしたが、最近の時代背景を物語るニュースのような気がします。

アナログ社会(現実社会)では、ネクラでオタク、かつ友達も1人もいないような人が、デジタル社会(ネット社会)においては一躍有名人、ヒーローになれる可能性がある。

彼らは自分自身の存在意義を見い出すために、空想の社会において自己顕示欲を発揮しようとするんです。

昨年、ある人のブログを読んで、とても興味深かったので記録していた文面がありましたので、今日は特別に皆さまにご紹介させて頂きます。

~新聞やテレビしかなかった時代は、人間でいうと上半身しか見えてない。きれいな言語化された世界です。
ところがネットが出できて、下半身が見え始めて来た。ポルノ、ナショナリズム的言説、排他的言説など、それまで人々が感じていても言葉にしなかったことが、ワッと出て来た。
これは人々が右傾化したとか、バカになったとかではなく、元々持っていた感情や欲望が可視化されただけなんです。

2年前に金沢の繁華街で起きた餃子の王将事件に代表される投稿画像事件や炎上事件などはネット特有の出来事と言われていますが、それらはネット社会固有の出来事ではない。

今まで同じような行為はあったが、ネットによって具体的に表に現れるようになっただけのことだ。

同様に、クレームも現実には日常的にどこでもあるのですが、ネットではクレームをつけやすいと思われると匿名で一気に、多数が追い込むようにつけてくる、という現状もあるそう。

つまり、「ネットは現実を反映している。」
もっと言うと今まで隠れていたことが可視化されるようになった、ということです。

ネット世論というものが独自にあるのではなく、今までマスメディアではなかなか表明できなかった感情や気分がネット上にドッと出てきて、集積されたにすぎない、という見解です。

このようなユーザーの劣化状況は、「荒涼としたネットの現在地」と表現されるみたいで、そのネットの荒涼とした現在地は、匿名の書き込みに端的に現れます。

「2ちゃんねる」がその最たるもので、現在はシンガポールのIT会社が買収しましたが、リアル社会では力や才能がなく、存在感や発言力に乏しい人たちが、匿名で掲示板サイトに、無責任なコメントを吐き捨てるように書き込む状況は、「荒涼とした・・」、という形容詞句がピッタリかもしれません。

ここから、「リア充」(現実社会で充実していること)という言葉が出できました。

「2ちゃんねる」だけでなく、ツィッター、ミクシィなどSNSへの匿名書き込みは、現実社会で挑戦できない無力な人たちや社会的に浮かばれない人たちが吐いた言葉のむなしい集積にすぎません。

フェイスブックなどは実名が原則ですので、「下半身」が出てくることは滅多にありませんが、それでも「この店はおすすめしません」などの本音評価や自身の政治的信条を脈絡なく書き込む人が最近増えており、いままで口コミ的に仲間と話し合っていた事柄が表に出できたと言えます。

社会的サーベイの対象としては興味深いですが、現実社会がネットによって大きく変容したわけではなく、むしろ社会的な発言力のない人たちの自己満足ツールと化しつつあり、本当の社会改善や変革はますます遠のいたと見るべきです。

ここでも「荒涼としたネットの現在地」が確認できます。

いまではフェイスプックなどSNSの拡散によって、知人、友人の日常生活が頻度高く知られるようになりました。

そこでは「昼、これ食べた。」とか「夜、飲み会があった。」、「家族とここに行った。」など、「上半身」情報が圧倒的です。
それらは楽しげで有意味な行動や出来事という印象が強く、「私ももっと楽しまなくちゃ」とか「私ももっと意味のあることをしなくちゃ」というような強い動機付けとなっています。

この動機付けは、21世紀に入ってから顕著になった、「目の前の楽しさに時間とお金を使う傾向」を加速させたと思います。

目の前に対応にエネルギーを取られれば、先のことは後回しとなります。

人口減少経済社会、高齢化社会、国家・自治体財政の悪化、年金、社会保障、格差などなど、すぐ先に訪れるであろう深刻で巨大な課題はほぼすべて後回しになっても、国民が問題にしないのは、自分たちの日常生活がそうなっているからです。

ネット社会はリアル社会の現実的諸課題を覆い隠し、自分たちに都合のいいことをことさら問題視する傾向を引き続き強めていくのでしょう。~


う~~~ん・・・。
私自身のブログやFacebookが世間一般からそう見られてないことを祈りますが、私自身の短い人生経験から思うことは、社交性という点では、やはりデジタル社会を生きてきた若者は我々の親世代(団塊世代)と比べると、若干弱くなっているような気がします。

当然我が子たちも同様に。

今期のむねじゅうの経営指針書(環境分析)において、
○デジタル社会におけるアナログな部分の重要性
と書かせて頂いたんですが、まさにこういう意味なんです。

要するに、「リア充」なんて当たり前の話であって、下半身を見せることは論外としても、他人の上半身ばかりを気にし過ぎて、大事な諸問題の解説を後回しにしているようじゃダメなんですよ、ということです。

今回はちょっと難しかったですか・・。
次回はもっと皆さんが楽しめる内容にさせて頂きますね。
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プロフィール

むねじゅう

Author:むねじゅう
平成19年の法人化とともに代表取締役に就任して10年が経ちました。
これまで支えて下さったあらゆる方に感謝したいと思います。

今年の個人テーマは「原点回帰」。
ここ数年忘れかけていたがむしゃらさを取り戻し、最近少し緩くなってきた社内の風土を再度引き締め直します。

そして、いつも何か面白いことをやっていると思われる会社を目指していきます。
「魅せるむねじゅう」に向かって全社一丸で邁進!

むねじゅうに関わる全ての人を幸せに。

facebookページも随時更新しています。
解体・リサイクルのむねじゅう(株式会社 宗重商店)
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