この「むねじゅう日記」を開始して約6年、初めて背景というものを替えてみました。
多少の見慣れない感はあるかもしれませんが、今後はちょっとした「変化」を楽しみながら継続していこうと思っています。
昨日、新成人を迎えられた皆さま、おめでとうございます。
今朝のTVニュースや新聞記事では各地の成人式の話題で持ち切りでした。
今から20年前の1995年に生まれた世代、私はちょうど20歳でしたので想うところはたくさんあります。
CHAGE & ASKAの飛鳥涼か、山城新伍のようなカラフルなダブルのスーツを着て、地域の成人式会場に行っていました。
今思うと、上方お笑い芸人しか着ないようなダサい格好なんですが、当時はそのファッションがナウくて、チョベリグだったんですね。
今年の新成人の晴れ着を見て感じたのは、人とは絶対に同じものを着たくない!という個性を強く感じました。
青や緑の振り袖に加えて、民族衣装という変わり種まで・・。
そうはいいながらも、「行動は常に周りと一緒じゃないと・・・」、という部分が往々にしてある世代ですから、これから社会人となって色んな面で苦労はするんだろうな、と思います。
1995年で思い出せるのは、やはりWindows95の発売。
このOSによって今では当たり前となったパソコンが随分と身近なモノへと変わりました。
続いて、PHSの通信サービスの開始。
私の最初のピッチの電話帳登録件数は1~4番のボタン内臓型のたった4件でした。
全てがカタカナのPメールは懐かしいですね。
スポーツ界では、野茂英雄の大リーグへの挑戦や、オリックス イチローの活躍が印象的でした。
音楽界では、CDがバカ売れの時代で、ミリオンセラーが20曲以上も連発したのはこの年代以外には確かないはずです。
ちなみにその年NO.1のヒット曲はDreams Come Trueの「LOVE LOVE LOVE」。
個人的には、福山雅治の「HELLO」や、Mr.Childrenの「Tomorrow never knows」、「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」を何回カラオケで熱唱したのか分かりません。
コギャルが流行ったのもこの時代でした。
チビTにへそ出しルック、ルーズソックス。
アホですね~。
地下鉄サリン事件にはじまるオウム真理教も衝撃な事件でした。
「ああ言えば上祐」が流行語になるなんて、バブル時代の名残り、平和ボケの象徴としか思えません。
そして、絶対に忘れてはいけないのが、阪神・淡路大震災。
当時大学生として神戸に住んでましたので、万が一のことを思うと震災の恐ろしさと命の大切さ、人の優しさを感じられる貴重な経験ができました。
長くなりましたが、バブル崩壊以降に生まれ、小学校2年生からは大人の都合でゆとり教育が始まり、あり余った時間の中で過ごしてきた若者たち。
うちの社員の中にも今年20歳を迎えた子がおりますし、4月入社予定の新卒学生の中にも2名の新成人が大人の仲間入りを果たしました。
30歳を過ぎた辺りから、一回り年下の新成人の存在に驚いていたはずが、ついに人生の半分しか生きていない世代が20歳を迎えるように。
完全に親子間の年齢差には現実味を感じてしまいますが、社長として、親として、彼たち彼女たちの成長のために自立、そして自律にむけた教育・指導をしていかねば、と改めて誓った1日でした。
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