今週の火曜日、ISICO(石川県産業創出支援機構)さん主催の基調講演会に参加してきました。
「一流企業に学ぶ事業拡大の秘訣」
として、講師は加賀電子㈱ 塚本勲 代表取締役会長。
「〝おこぜ流″経営学~やってみることからすべてが始まる~」
という奇抜タイトルのセミナーでした。

実は昨年、石川ベンチャー倶楽部の研修旅行として、東京本社に訪問するという目玉企画があったんですが、仕事の都合で参加できませんでした。
ただ、参加したメンバーからは素晴らしい感想を聞いていましたので、今回の参加を申し込んだ次第です。

無料のセミナーにもかかわらず、塚本会長の著書のプレゼント付き。
生い立ちから、上京後の修行。
その後24歳で会社を立ち上げ、上場するまでの経緯。
そして、47期目を迎える現在までの成長プロセスを包み隠さずお話しいただきました。
今では国内外に50社のグループ企業、連結売上2500億円で経常利益70億円という桁外れのスケールに目が点になりましたが、あくまでベースとなっているのは、
「すべてはお客様のために」
という経営理念と、2つの行動指針なんです。
ちなみに、1つ目は、
「F.Y.T(ファイト)」
Flexibility ・・市場の変化への柔軟な対応
Young ・・発想と行動は常に若々しく
Try ・・果敢な挑戦を忘れない
2つ目は、
「3G」
General ・・あらゆるものを
Global ・・全世界で
Group ・・総合力を活かして
地域への恩返しの一環として、ふるさと納税だけではなく、小松市にある会社更生手続き中のゴルフクラブ ツインフィールズの代表債権者となって、再起を狙っているということでした。
最後に、塚本会長から全社員に受け継がれている言葉として、
「一人一人が経営者」
「無形の資産を大切に」
「GNN(義理と人情と浪花節)」
が個人的にはとても印象的でした。
東証一部上場を果たしていても、義理と人情がキーワードというのが「自称おこぜ」の風貌の塚本会長らしい優しい人柄が出ていますよね。
是非とも我がむねじゅうにおいても代々引き継がれていく、企業遺伝子というものを確立させていきたいものです。
スポンサーサイト
Comment
Comment_form