3日目の朝。

最高級ホテルのビュッフェは種類も多く、つい欲張ってアメリカ人並みのパワーモーニングとなりました。
この日向かったのは、ベトナムの文化遺産、ドゥンラム村。
向かうバスの中で驚きの光景を発見!

なんと建築途中のビルにもかかわらず、普通に住んでる人がいるんです。
壁も内装工事もおわっていない状態なのに洗濯物が干してあり、生活感が出ているのにはビックリしました。
日本では考えられませんね!
続いて、建物が所狭しとくっ付いて建築してあるところ。

現地のガイドさんに聞いたところ、日本でいう建物の固定資産税額はハノイでは建物の間口の大きさで決まっているとのこと。
なので間口は2間(4m)以下にして、奥行き長く、高さを高くしている建造物が大半なんだそうです。

いま日本では旭化成の基礎工事データ改ざん問題が大きく報道されていますが、こちらの建物は失礼ながらもっとずさんな建物が多いと思う中、台風や地震がくればひと溜りもないような住居や店舗ビルがほとんどです。
ここベトナムで永年震災が起こっていないことを証明しています。
専門家らしいマジメな意見はこのくらいにして・・、
やってきましたドゥンナム村。


レンガ造りの特徴ある建物が続く街並みですが、観光地なのに観光地っぽくないのが不思議とノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
不衛生さ極まりない精肉店もここハノイでは当たり前。
そんなこと誰も気にしちゃいません。
4回目の集合写真を撮影したあとは、ベトナム郷土料理の昼食タイム。

想像される通り、パクチー系の香草が全く受け入れられませんでした・・。
気を取り直して、午後は陶芸で有名なバッチャン村へ。

ここでは初めて自分用のマグカップを買って、その後はわずかな自由時間。
旧市街地を探索することに。
3日目にもなると信号のないバイクで溢れる大通りを堂々と横断できるようになってきます。

コーヒー豆のショップが多いのは、なんとベトナムはブラジル以上のコーヒー生産国なんです。
ベトナムコーヒーは普段コーヒーが苦手な私でも飲める甘さと香り。
水上人形劇を開催している湖でセルフショット。

潔癖症の人には向いていないかもしれませんが、このアジアンチックな感じ、嫌いじゃありません。
最後の晩餐はまたもや5つ星ホテルの中にある高級中華料理。

最終日にして会長の怒りが爆発するハプニングもありましたが、ここの味とボリュームには全員が満足していました。

最後に恒例の旅の感想です。
~毎年5~10%の給与所得が増えているというベトナム。
当然人口増という背景があるからなんでしょうが、元々親日家で勤勉な国民性。
交通マナーはむちゃくちゃだとしても、治安が悪い国ではありませんし、ビジネスで観光客からぼったくるというのはバス会社の現地添乗員ぐらいなもの。
相場よりはるかに高い土産屋さんで買う日本人が彼らをそうさせているだけかもしれません。
最終日の自由時間で行った現地のマッサージ店など、1時間の全身マッサージで600円ですよ!
他の参加者は現地ガイドの紹介で別のマッサージ店に行っていましたが、1時間3000円とのことでした。
郷に入れば郷に従えとはよくいいますが、空気の汚れも慣れてしまえばそんなもの。
子供たちも元気で明るく、贅沢さえしなければ自給自足率が示すように食材も豊富にある国。
真剣にマーケティングを勉強して、経営というものを考えればまだまだ繁盛するきっかけがたくさんあるなと感じたんですが、商売欲がそんなにないのもベトナムの国民性なんですかね・・。
世界で唯一残された社会主義国だけに、資本主義国で生まれ育った私の意見は余計なお世話なんですが、どちらにせよ過去にベトナム戦争でアメリカと諍いした経験も持つここベトナム。
歴史を語る上では、世界でも類を見ないほど他国の支配下にあったお国です。
中国、フランス、日本など、南北に延びる地形上、北部、中部、南部それぞれに文化が違いのも魅力の一つなのかもしれません。
男女問わずスタイルが良く、健康的。
食べ物も色んな文化が織り交ざっていて、日本人にも受け入れやすい美味しい味付けです。
このまま経済成長率が加速していくと10年後には全く違った国になっているんでしょうね。
とりとめのない旅日記となりましたが、また行ってみたい国の一つになりました。~
昔、香取慎吾と今井美樹がやってたテレビドラマの「ドク」を思い出しながらのベトナム3日間はとっても刺激的でした。
それでは、そのドラマの主題歌、今井美樹「pride」をお聴き下さい(^^)/
長くにわたった旅行記でしたが最後までお付き合い頂きありがとうございました。感謝。
スポンサーサイト
Comment
Comment_form